留学
から
10年
経ってました。
2013年9月、1年間ニューヨークでの語学留学を始め、日本大好きな私が異国生活を頑張りました。
そして、
2023年9月、1週間ですがきっかけがありニューヨークに戻ってくることが出来ました。
ひっさしぶりのタイムズスクエアにて。1日100万円を超える広告は東芝からSAMSUNGに変わっていました。
超思い出の場所。NY留学時は大体ここ。 夏は芝生に寝っ転がって、冬はスケートリンク!
いやあーーーー感慨深い!
今回(2023)の旅で懐かしい場所に訪れて、留学時の楽しかったことや不安や悩みなど、鮮明に沢山思い出しました。
キリ良く10年が経ったということで
2013年→2023年での自分の変化を振り返りながら、
しみじみ思い出してきた留学当時感じていたことや、10年経って今感じていることを備忘録として書き残していきます!
「ここが私のAn○ther sky、NYです!」です。
2013 留学前
当時は大学3年生。
留学モチベーションは「時間がある大学時代にできるだけ多様な体験をしたい」でした。
モットーは「やらぬよりやって後悔」。 このまま日本でストレートに大学を卒業することも良いですが、年単位で異国異文化に身を置く体験は中々今後の人生で出来ないのでは?と考えて、留学させていただきました。
でも本当は、日本大好き!日本食大好き!日本にいた方がラクだし絶対楽しい!留学なんてしたくない、、!(何をそんな贅沢な!)と思っていて、数えきれない不安を抱えながら半ば強引に渡米。
English
2013
え、英語は話せるようになるのか、、、! さすがに1年住んで話せないとヤバいぞ。 やっぱりこれが1番心配。
当時の実力としては、マクドナルドでハンバーガーを注文できないくらいです笑 言葉が出てこずに「あれっこんなに喋れないのオレ、、、」と絶望したのを覚えています。 お恥ずかしい限り。 生のコミュニケーションは受験英語とも講義英語とも、全く別物でした。
↓
2023
なんとか目標としていたTOEFLの点数を取り、英語で論文書いたり国際学会で発表したりしてます。
文法など技術面だとまだまだ勉強は足りてませんが、留学当時がサバイバルすぎてメンタル面が最も成長しました。 理解してもらえるか不安がるのではなく、声を張り上げてでも理解させる!と強気に考えたり主張するようになりました、これが1番の変化!
また、意外とアメリカ人同士でも会話を100%理解できてないことを知ったり、流暢に喋る語学能力まで高める難しさも知ったので、完璧を目指さずに現状はこのくらいで十分かな〜、と妥協モードです笑
↓サバイバルすぎた話はいくつか記事にしています。
Human
2013
人間関係、これが留学前は1番辛かった!日本にいる友人とは1年会えません。学年も1年ずれるのでて同期と一緒に卒業できない。(免許合宿の仮免学科試験でまさかの1人だけ落ち、せっかく仲良くなった同期仲間と合宿スケジュールがずれまくった苦い想い出があるから容易に辛さを想像できました🙃)
留学当初はストレスで暴飲暴食!したいけど高いし暴飲暴食したいもの無ええええ!!日本食が懐かしい。。はじめの3ヶ月は日本をめっちゃ引きずってました、4ヶ月目くらいからやっと郷に入れば郷に従えな生活ができてたかなと思います(おせえええ)
ニューヨークでは全く新しいコミュニティになるので、たまに疲れる!うつっぽくもなったりします。 家にこもって「半沢直樹」や「失恋ショコラティエ」を鑑賞する時間も必要でした。
↓
2023
1年間日本の友人と思い出を作れなかったのは残念で、大学同期と一緒に講義が取れないのはちょっと寂しかった。(が、よーく考えれば留学前から再履修の講義ばっかりだったじゃないか!笑)
けれど、その寂しさを上回るようなエキセントリックな想い出が沢山できてなんだかんだ満足しているのです。
全然勉強しない石油王の息子、アメリカンドリームを掴みにきているアーティストなど、日本では出会えなかった世界中の人々との出会い。 毎日のように街を散策したり遊んだりしていたわけでは無いのですが、、新しい人に出会うサイクルがまさに小学生の時公園で遊んで名も知らない友人と仲良くなる感じのそれで、不思議なことに障壁なくどんどん人の輪が繋がっていく心地よさを感じていました。
「日本人らしさ」を理解できるやつなんていねえよなあ、、と思ってましたが実は心が通える友達は世界中にいることがわかりました、これはめっちゃ驚き。(もちろん全然合わないヤツも沢山いて常にイライラするけど笑) 留学当時の友人とは今でも交流がありますし、なんだかんだあんなに行きたくなかったアメリカ生活を懐かしんでいるので、
別れあれば出会いあり!! そういうものなのでしょうね。
これは見知らぬアメリカ人修学旅行生と私。
ストレスはすっごくありますが、古きを一旦捨てて「その時その場所でしかできないことを探す、楽しむ」が大事ですね!
MIRAI
2013
就職するのか?どんな仕事?、それとも大学院に進学するのか、他大学院なら入試の勉強をせねば、、、早く日本に帰りたいけど帰ったらすぐ入試だぞ! ていうか大学時代「社会」勉強に勤しみすぎてGPA成績がダルビッシュの防御率くらい低く、そもそも大学卒業できるんかい!?という不安もありました。
とにかく将来の選択肢がありすぎて(絞りきれず)大学院入試のためにニューヨークで偏微分方程式の勉強をするという謎な行動をしていたのは良い?思い出、、、です。
↓
2023
留学後1人で講義に集中せざるを得なかったからでしょうか、留学前には想像できなかったスピードで単位を取りまくりました。何なら教職科目も取り英語の教員免許まで取得!すごいね!笑
進路は、大学院(修士)に進みしっかり研究活動できました。英語論文を書いたり読んだり、英語に障壁を感じなくなったことが大きかったです。まあ、まさかその後社会人になってからも新たに大学院(博士)に通い始めるとは思ってなかったですが、こちらも無事2024年に修了しました!
就職。留学当時はピーターパン症候群で、「働く」ことに拘束、管理される恐怖感を感じていましたが、現在研究職の道に進んで満足な毎日を送っています。日々裁量しか無いし、毎日変化と刺激がある、トラベラーとしてはとても良い感じで過ごせています。土日でふらっとロシアに行ったり、2週間ぶち抜きで南アフリカの砂漠でサバイバルしたり、、リアルトラベルも活発にしまくってます。
さらには、なぜか熱波師の資格を取り、別荘を買い取ってサウナ事業なんか始めちゃったりして、、まさか事業主になるとは10年前は全く想像してませんでした。
ここはニューヨーク公共図書館(NYPL)です。荘厳な外観!
よくここで数学勉強してました、、(数学?!)
↑10年前
そして踊ったりもしてました、、、 あほですねぇ〜笑
Lastly
留学してよかったし、間違いなくその経験のおかげで10年後の今も楽しく暮らしていると言えます! 10年前の自分に感謝!
もちろん、辛いことも沢山あり失うものもあることは無視してはいけない!
そもそも現状の環境、人間関係からは長期のサヨナラですし、、、留学先では2週間ホームレスになったり、差別されたり、お金盗られたり、電気ガス水道が止まりキャベツの千切りで食い繋いだり、ゲイに一晩拘束されたり、ビルのガスタンク爆発や銃撃戦に巻き込まれたり、、、(実話、実話、実話、実話!!!)
詳しくは当ブログで。。。
ただ大概のことは乗り越えるメンタルが磨かれましたし、当時の数えきれない不安やプレッシャーは一つずつ解決されていったし、幾つもの新たな出会いに連れて行ってくれました。そして「ポジティビティ・バイアス」でしょうか、振り返っても辛いことより楽しかったことのほうが不思議と思い出されるのです。
本当は変化はイヤなんやけど!!!、、、、腹を括って未知の世界に飛び込んでいくことの重要性を、肌で感じています。 (トラベラー魂の醸成、、!)
2033
さあここから10年後、どうなっているでしょうか? これまでの10年めっちゃ濃かったけど早かったなーーー
早速、これから1、2年Swedenの大学で研究することが決まっています。(また海外で生活するとはNY時代は想像だにしなかった、、、!)
今年まで大学院(社会人課程)通っていて、今度は海外の大学? また!?ということなんですが、腹を括って、新たな出会いに期待します。
ゆる〜く頑張っていきましょう。
10年後も、今と変わらず、多様なことにトラベルしていることを願って。
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